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SHF Communication Technologies AGについて
SHF Communication Technology の新旧のユーザの方々、そしてパートナの方々に対して弊社の簡単な歴史の紹介と将来の展望について、ご紹介させていただきます。
SHFはテレビ用衛星放送受信器、12GHzダウンコンバータ、そして八木アンテナの製造業者として1984年に設立されました。80年代後半のサテライトビジネスの拡張と共に、SHFは超広帯域アンプの開発、製造、供給をすることによって、光通信と計測機器産業に参入しました。1994年にSHFは有限会社として再スタートし、創設者であるマンフレッド・プロッツによってこの事業は続けられました。1999年10月にはSHF GmbH(有限会社)からSHF Communication Technologies AG(株式会社)として、新たなスタートを切っています。
これまでに、低ノイズ、低から高利得特性のミディアム出力、そして優れた帯域特性を持つ様々なアンプが開発されてきました。そのアンプの優れたタイムドメインパフォーマンスや入出力の反射特性により、これらのアンプが高速要求を満たせる世界標準として広く認可されました。この他SHFでは、アンプの周辺部品として用いられる超広帯域のバイアスティ、モニタティ、そしてディレーラインなどのパッシブ部品を製造しております。
SHFでは長年蓄積してきたピコセコンド技術を用いることにより、新しいプロダクトラインである高速計測器の開発を1996年より開始しております。この成功はデータコミュニケーションシステム用のビットエラーテストシステムや20&40GBit/sの光送信機と同様に20&40GBit/s用パルパターン・ジェネレータ等を次々と市場導入しました。
現在、総従業員数75名であり、その中にはすべての顧客のニーズに応えるため、日々努力をしているスペシャリストが多数含まれています。また、その他に3人の技術者が特定プロジェクトに従事しています。経営と技術開発計画は、経営幹部であるマンフレッド・プロッツ、ドクター・ミヒャエル・マーティン、そしてドクター・フランクヒエロニミによってなされ、マネージメント・アシスタントのぺトラ・ヘイドラーによってサポートされています。様々な大学やエンジニアリング・スクールを卒業した、多くのテクニカルチームによるSHFは小さなハイテクカンパニーとして未来へのチャレンジのために、日々努力しています。
1999年10月よりエスエイチエフ デザイン マイクロウェーブコンポーネント有限会社はエスエイチエフ コミュニケーションテクノロジーズ株式会社になっております。
サプライアより入手する全ての部品がISO認可か否か決定する、厳しい品質管理が製品製造前での性能のトラブルフリーを保証します。
開発とプロトタイプの製造は、ベルリンの技術者チームによる厳しい管理の元、2ヵ所で行われています。また、最終工程でのチューニング、品質管理、性能試験もこちらのチームによって行われています。全設備の一連の製造はドイツの首都ベルリンにて行われ、ベルリン周辺にある多品種少量生産のサプライアを利用しています。ドイツにおいてベルリンは最も古くそして、最も著名なエレクトロニックセンターの1つです。長年の共同作業において、これらのサプライアはSHFの品質標準(SHFが1996年に取得したISO 9001)を基に精密工具や装置部品の製造法を学びました。
技術内容を示すすべてのパンフレットはエンジニアリングチームによって監修され、データシートのデザインやカタログレイアウトはグラフィックデザイナーにより最新の印刷用CADを用いて、最適なデザインに施されています。我々SHFチームは、すべての顧客ニーズに迅速に対応できるように心がけております。
21世紀の初頭において、産業も消費者も「情報化時代」の新しく進化した技術にアクセスすることになりました。
長期的戦略
1984年に個人事業としてはじめられたSHFは現在75名に至るまで継続的な成長を遂げてきました。過去の小規模ビジネスから現在のマーケットリーダー(超広帯域アンプの製造や最初に市場導入した40GBit/sパルスパタンジェネレータとエラーレシーバの開発等)への変身は、我々が未来のテレコミュニケーション技術と安定したマーケットの成長に対し長期的に貢献していた事を証明しています。これらすべての功績は、主に過去の業績から得られた資金を投資している複数のマネジメント・シェアホルダによって計画、そして指揮されました。この方法により、SHFは外部投資家から独立しています。
21世紀の初頭において、産業も消費者も「情報化時代」の新しく進化した技術にアクセスしました。大容量コミュニケーションとデータ転送は我々現代社会の目標の1つです。衛星ラジオ、テレビ、そしてコミュニケーション、例えば、ビデオディマンド、テレビショッピング、3Dによる臓器ディスプレイ等に代表される医療用データ通信の急激な変化等は、次の10年間の主な課題となるでしょう。
これまで超ハイスピードの設備の製造・研究開発をする殆どの通信メーカや研究機関は、SHFと親密な関係にあり、これからも我々の製品を御利用される事を確信しています。SHFは高速アプリケーション用の高速部品を供給し、常に最大限の性能を出すべく努力をし続けます。立ち上がり時間7ピコセコンド以下の特性を持つMMICの開発プロジェクトは既に成功を収め、現在の高速システムの性能を押し上げてます。
技術的進歩に伴う資本の拡張は、コンスタントな成長に必要不可欠です。
SHFの開発プロジェクトのすべては、十分な資金ベースを必要とし、これは限られた個人投資家から集められた資金によって成り立っています。追加的な投資はSHFのマーケットにおけるポジションを強くするだけでなく、競合他社に先行し続けるために使われています。
品質の維持はSHFの共通の目的であるばかりでなく、顧客にとって必須条件でもあります。我々の技術チームは常に顧客が抱えている個々のトラブルに接し、我々の製品が顧客のニーズを満足させることを心がけております。これまで技術的な限界を感じることなく、数ピコセコンドの領域に挑戦し続けています。
SHFは最新の経営スタイルを用いることにより、すべての顧客と従業員を満足させ、すべてのパートナの相互利益を考え、そして環境問題にも配慮する信頼できる会社を目指しております。
ここ数年のSHFの成功例は基本的な概念と新しい考案に基づいています。
理念
近代的なハイテクノロジーに携わる会社の中では社員は自らの業績を誇りに思い、そしてまた魅力的な仕事の為に結集します。従業員の斬新なアイデアや緻密なチームワークが納期を確実に守るという事と同様に、研究開発の問題を解決しその実績に対して高い満足感を得るという事が、未来志向のマネジメント、すなわちSHFの経営理念と一致します。
従来の経営の基本は未だに有効です。:信頼性と顧客満足がビジネスを成功、繁栄させ続けるという事です。技術的な可能性の限界をテストするという事と同様にそれぞれの顧客からの要請に対して可能な限り迅速に回答できるよう心がけています。このような我々の取り組みによって今までに例の無い斬新な商品を開発することができました。異なった会社を担当する社員が常にコミュニケーションをする事によってプロジェクトや障害について話をし、簡潔に解決できるようにしています。ギャップは新製品の登場で埋まるはずです、そしてそこまで来たのならば成功は目の前のはずです。チームのメンバの協力からなる創造性によって更なる飛躍が導かれてきます。
1本の光ファイバーが100,000以上の通話を伝達することができています。そして、その通信システムの中にSHFのアンプが使用されています。
HMIとSHFとの間には継続的な技術提携があります。
HMIとSHF
SHFはドイツ国立研究機関であるHMI(Hahn-Meitner-Institut)と技術協定を結んでおります。HMIのハードウェア部門には、様々な高速サーキットの開発に適したハードウェアが揃っており、これがカスタム仕様のMMIC開発や高速サーキットのパッケージ化等に役立っております。
この技術はミリ波領域にも応用され、70GHz以上の帯域を持つブロードバンドサーキットの開発にも役立っております。HMIとの技術提携により、継続的にデータの交換がなされています。この提携関係をさらに活かすために、SHFのスタッフがパートタイムでHMIでの研究に参加、また3年間のハイスピードデザインチームでの経験を経て、HMIの若い技術者がSHFに参加しています。SHFは常に早いスピードで測定領域を広げ、限界に挑戦し続けています。
継続的進歩
SHFは20kHzから50GHzを超える広帯域アンプを開発しており、これらアンプは低域でのリップルを抑え、優れたパルスレスポンスを実現することから、多くの通信メーカに使用されております。同じように、110GHzまでの広帯域特性、低損失、そして優れたタイムドメイン特性を持つバイアスティも多くの顧客に使用されております。
SHFの超高速アクティブ製品は40GBit/s伝送システム用プリアンプとドライバアンプです。
SHFは卓越したGaAs、MESFETs、P-HEMTそしてMMIC等を用いて超小型受動部品やサーキットに集積しています。また、これらはベクターネットワークアナライザを用いてDC〜110GHzのパラメータ測定を行うことにより選別されています。SHFが所有するベクターネットワークアナライザの測定能力は現在110GHzに限られています。この値は90GHz付近の伝達周波数を持った我々のカスタムメイドのMMICsを評価するには十分な周波数です。200GHzを超える測定能力を持つための努力が既に始められています。
現在、SHFにおける最速製品は40GBit/s伝送システム用アンプとバイアスティになります。このアンプは、立ち上がり時間8ピコセコンド以下、27dBの利得、そして出力18dBmであり、バイアスティは20kHz〜100GHzの帯域と4ピコセコンド以下の立ち上がり時間です。MMICsから自社開発され、LN(リチウムナイオベイト)変調器用に特別にチューニングされたドライバアンプは44GBit/sアプリケーションとしてご使用いただけます。測定器のラインアップとしての20&40GBit/s用PRBSパタンジェネレータとエラーレシーバはその他のアクセサリと共にアップグレードされます。近々、1550nm帯O/E変換器も44GBit/s対応で生産されることになっております。
多くのレベルの高い代理店がそれぞれの国でそれぞれの顧客のサポートをしています。
SHFの顧客は先進諸国における通信メーカの研究開発部門(R&D)になり、具体的にはSiemens、Alcatel-SEL、Bosch-ANT、Alcatel France、STC Submarine Systems England、British Telecom、Northern Telecom Canada、AT&T、lucent Technology、TRW、MIT、Agilent Technologies、Mayo Foundation USA、NTT、KDD、NEC、OKI、Anritsu、Sumitomo、Fujitsu、Mitsubishiなどです。
SHF製品の約90%が輸出であり、その中の約15%がヨーロッパ諸国です。それぞれの国には、高いスキルを持った代理店があり顧客をサポートしています。
SHFの主なゴールの1つは、ハイクオリティかつ信頼性のある製品を作ることです。
テクニカルデータに従った試作品のテストが行われた場合、プロダクションレポートが製作され、製造部とプロジェクトのパートナに渡ります。もし、新製品の製造において技術的問題等が発生した場合、開発技術チームがすぐに具体的な解決方法を導き出します。特定のアプリケーション用に製品の改良またはデザインの変更を要する場合も、SHFとそのパートナが一体となって取り組みます。
クオリティの高いアンプの製作のためには、メカニカルデザインの改良や、バイアス回路の修正、そしてマイクロウェーブサーキットのわずかな変更が非常に有効でありFIT数800を保証するカスタムデザインのアンプがすでに製造されています。すべてのサプライアは我々が1996年に取得したISO 9001を基に部品や精密機器を製造しています。サプライアから入荷する厳しい品質管理(ISO認可されているか否か)が、すべてのサブコンポーネントに対するトラブルフリーを保証しています。
SHF製品の高いクオリティは、すべてのパーツを測定、選別するというアッセンブリ前の厳しい入荷検査によって実現されています。ネットワークアナライザを用いてアンプの各ステージをそれぞれチューニングすることにより、統計的な特性差を最小限化しています。最終的にチューニングされたアンプの測定結果は、標準的なサービスとして各顧客に提出されています。
ネットワークアナライザを用いてアンプの各ステージをそれぞれチューニングすることにより、統計的な特性差を最小限化しています。
未来の品質を改善することは、技術開発と評価の両面において、かなりの努力を要します。
ライフパフォーマンス
より早いデータ通信が常に求められていることから、SHF製品は我々の社会において重要な役割を果たしています。我々は「情報化時代」に生きていることから、より良いリンクパフォーマンスに貢献するものを常に歓迎してきました。E/O変調器に関連するマルチギガビット広帯域アンプは、TAT12(トランス・アトランティック・テレフォンケーブル)を通して30,000件の通話を運んでいます。この中にSHFの高い技術水準のアンプが使用されております。インターネットはこれらのチャンネルを通して配送され、そして光ファイバリンクが地球上に広がり、常により速いスピードと高い容量にアップグレードされていくでしょう。
Copyright SHF Communication Technologies AG
Berlin, Germany
2001.
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